「出勤前の楽しみ」
我が家から道路一本隔てたところに小学校が建っています。キッチンの窓を開けると正門と校庭に面していて、春には立派な桜の木を眺めることができてなんだか得した気分。毎日子どもたちの色とりどりなランドセルが目に映り、元気な声も聞こえて来て、朝からパワーをもらっています。
娘(次女)の登校時には窓を細く開けて、校門に入るまでの数メートルを見守っているのですが、その時に最近増えたなぁと思うのは、朝子どもを見送りに来るお父さんの姿です。
そう言えば街中でも、抱っこ紐で赤ちゃんを連れているお父さん、ベビーカーを押すお父さんの姿をよく見かけます。長女が幼稚園・小学校に通っていた10年くらい前は、子どものそばにいるのはお母さんの姿がほとんどだったように思うのですが。育児休暇を取る男性教員も少しずつ増えてきているようです。
お父さんやお母さんの意識が変わったことはもちろん、どちらも同じぐらい子育てに参加できる社会になってきているのだなぁと、嬉しく思いながらそっと窓を閉め、出勤の準備をするのでした。
事務局S