『国際女性デー神奈川の実行委員長になりました。』弁護士 湯山薫
毎年3月8日は、国際女性デーです。
1904年3月8日にアメリカ・ニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となり、国連によって1975年に3月8日を『国際女性デー(International Women’s Day)』と制定され、女性への差別撤廃と女性の地位を訴える日となっています。
民主主義の国アメリカでも、ほんの100年前は女性に参政権がなかったのです。
それから女性は様々戦って権利を守ってきました。それを記念して、国際女性デーが制定されたのです。
2021年の国連の国際女性デーのテーマは、「リーダーシップを発揮する女性たち:コロナ禍の世界で平等な未来を実現する」に決まりました。
日本は、グローバルジェンダーギャップ指数は、世界153か国中121位(総合順位)であり、政治分野は144位、経済分野は115位です。意思決定過程に女性参画がなされておらず、世界的に恥ずかしいことになっています。なんとしても女性の地位の向上をはかる必要があります。政治家の候補者や会社幹部に対するクオータ制などの、実効性の高いポジティブアクションが不可欠です。女性の声が政策の意思決定に生かされていないから、コロナ禍の下、女性の貧困、深刻なDV被害など、女性の問題が解決されないままになっているのです。
神奈川県では毎年国際女性デーに、有志で集会とパレードをやってきました。でも、今年はコロナ禍の影響で集会とパレードはできません。
そこで、Zoomウェビナーを利用して、講演会を開催することになりました。
講師は、同志社大学教授の岡野八代さんで、「だれもが自分らしく生きられる社会に~「女だから」をあきらめない~」という話をしていただきます。
参加方法等詳細はこちらです。↓
2021年国際女性デー神奈川県集会は、6時15分スタートで、最初は文化行事として寿司桶ドラマーふーちんさんの演奏、それから各団体からの発言があり、岡野さんの話は19時からです。
仕事が終わって自宅でゆっくり見ていただければと思って、ちょっと遅い時間にしました。
私は実行委員長になりましたので、色々声掛けをさせていただいています。みなさんも、ぜひ、ご参加ください。
【弁護士 湯山薫】