登戸研究所の見学に行ってきました

先日、明治大学生田キャンパス内にある「明治大学平和教育登戸研究所資料館」に行く機会があり見学してきました。

今まで日本が被害を受けた資料館(原爆ドームや広島平和記念資料館など)には行ったことがありますが、戦争の裏側ともいうべき秘密戦(防諜・諜報・謀略・宣伝)の加害者の立場の資料館へ行くのは初めてでした。しかも加害者側の資料館が存在したのも知りませんでした。

私は戦争のことを学校の授業や祖父母からの話、本などでしか知りません。今回初めて見学に行き、改めて「戦争があったんだ」という現実をつきつけられ、秘密戦の暗部を知り、戦争と平和についてとても考えさせられる一日となりました。

ガイドの方のお話を聞き、見学の最後に行った弥心神社(生田神社)の跡碑の句がとても心に残りました。

戦跡は、戦争の悲惨さや平和の尊さを次の世代へと伝えていくとても貴重なものです。加害者の立場である登戸研究所の歴史や、日本の中に秘密戦の研究所があったという事実を多くの人に知ってもらうとても貴重な施設だと思いました。

事務局F