『法科大学院時代の生活』弁護士 林裕介
こんにちは,林です。
私の,法科大学院時代の生活について,ご紹介いたします。
前回少し,ご紹介しました通り,私は都内の大学の学部を出た後,その母校とはまた別の大学の法科大学院に進みました。
法科大学院は,未習コースが3年間,既習コースですと2年間になります。
この2つのコースの違いは,簡単に申しますと,入学試験時に法律科目が課されるかどうかで(未習コースでは課されません),未習コース入学後1年間法律の基礎科目を勉強してから,2年次に,既修者コースで入学してきた人たちと合流します。ですので,既修者コースで入学した場合,変な感じがしますが,いきなり2年生からということになります。
法科大学院での授業は,基本的には,40人くらいの講義形式の授業と,20人程度のゼミ形式の授業になります。ゼミ形式の授業では,その回の担当の学生が,事例問題などを検討して発表し,教授を含めて皆でその内容について話し合っていくという進め方になります。
法科大学院の雰囲気は,その学校によって違うようです。私の学校では皆,同じゼミなどで仲良くなった友人らと独自に勉強会をしたり,飲みに行ったりしていました。私が聞いた話によると,他のある法科大学院では,クラスメイトもいずれは同じ司法試験を受験するライバルだという認識を持っている人が多く,結構ピリピリした雰囲気だったそうです(真偽のほどは不明ですが・・・)。
またまた長くなってしまいましたので,法科大学院編,「次回に続く」です。
【弁護士 林 裕介】